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個人の意見とか独断、偏見が混じった内容が混じっています。またブログ内の文章は常体です。あらかじめご了承ください。

執筆者の写真taisyo takaguchi

マリオカートもレーシングカートも、本質は一緒である



最近よくマリオカートをプレイしているのだが、そういえば学生時代に(今も学生だが)自分がレーシングカートに乗っていることを他の人に説明すると、よく「マリオカートみたいな?」と言われていたのを思い出した。

今でもいう人が多いかもしれない。そして最初は「そんなんじゃない!!!」とイライラしていたが、次第に説明するのがめんどくさくなって、「そうそう、甲羅とかバナナは出ないけどね〜」みたいに軽く流すようになったのである。


子供の頃は何気なしにプレイしていたマリオカートだが、最近になって思うのは「似てるなぁ」って思うことが多々ある。たかがマリオカートでも、意外と勉強になることはあるのだ。




・立ち回りを考える=レースクラフトに直結する。

細かい話は抜きにして、マリオカートではいわゆる「逃げ」と「打開」の2通りで上位を目指せる。逃げはその名の通り最初っから上位に居続けてキープする方法で、打開は最初は下位からスタートしていいアイテムをゲットし、最後に逆転する方法である。


そしてこの考え方は、現実のレースでも当てはまる。1週目から逃げ切る戦法もあれば、ファイナルラップで抜きに行くレースもある。それは当日のコンディションやコースによってさまざまで、マリオカートでも順位やコース、展開によって変える。ほら、似てるでしょ??


・中団以降が地獄

炎上しかねないが、上位にいるときは常に「どうやったら勝てるか」を考えて行動する。それはつまり仕掛けるタイミングを考えたり、走法を変えたりする、ということである。


ところが中団以降に入ってしまうと、あるいはどれだけ経験を重ねても中団以降に入るドライバーは純粋に速さがないかもしくは、バトルが下手くそ、ということである。

なんとなくだが後者は、「自分が少しでも前に出たい、一個でもポジションを上げたい」みたいな純粋な考えしか持っていない。

レースは周回タイプである以上、「決められた距離をできるだけ速い時間で」走らなければならない。しかし、たとえば同じくらいのペースであれば後ろにいる方がスリップの効く分「速い」と勘違いしがちである。それで抜いちゃうけど実はあまりペース変わらなくて抜き返され。。。みたいな地獄が発生する。マリオカートでも大体中団以降は勝つことを考えていない。とりあえずスターで相手吹っ飛ばしとくとか、なんとなく甲羅投げてみるとかそんな感じである。


そもそも多分そこまで考えてレースしてない。純粋なゲームだから楽しめばいいと思うし、とやかくいうつもりも無い。




レーシングカートを説明するときによく引き合いに出されがちなマリオカート。

界隈はよく否定したり怒ったりするが、意外とその潜在的な部分は「レース」である以上、一緒なのだと思う。



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